多くいただく代表的な質問事例をご紹介
FAQ
様々なご質問に対してわかりやすく回答しており、多くいただく代表的な質問事例についても紹介しております。特に自身の宗派がわからない場合や仏具の適切な置き場所についての相談が多く寄せられるため、これらの質問には、専門知識を持つスタッフが丁寧に対応しており、それぞれの状況に応じて提供したアドバイスについて、細かい解説を含めた回答事例をご紹介しています。
仏壇・仏具を買う
Q.仏壇の選び方は?【新たに購入する場合】
A.①置き場所を決める
大きく分けると【床から置く】か【何か台の上に置く】かを考えます。置き場所が決まったら、置けるスペースの【幅】【奥行】【高さ】を測ります。
ここまでは皆さんだいたい想定されてる方が多いです。
しかし、仏壇を選ぶポイントは他にもあります!!
②お仏壇内部の広さ
購入前はお仏壇の外側のサイズを気にされる方が多いのですが、使い始めると意外と内側のサイズの方が気になってきます。
内側のサイズが小さいと、中に置ききれない仏具やお供え物を仏壇の外に置くことになり、結局想定より広いスペースを要することになります。
③椅子で手を合わせるか、床に座って手を合わせるか
椅子用か、床用かによって、座ってご本尊を見上げるときの高さが違います。椅子だと膝などに負担なくお参りが可能。また椅子が付属している仏壇もあるので、選ぶ時のポイントに!
④伝統的な仏壇か、モダンな仏壇か
これはお好みです。伝統型とモダンの間を取ったようなデザインもあります。もちろん、見てから決めていただいてもOKです!
⑤明るい色か、暗い色か
明るい色の仏壇は、お部屋の印象も明るくなります。またホコリが目立ちにくいというメリットもあります。
暗い色の仏壇は、重厚感・高級感があります。お部屋の印象を引き締めてくれます。
⑥収納はどのくらい必要か
たくさん必要なら収納が大きめのお仏壇をオススメします。例えば骨つぼをしばらく保管する必要がある場合、お仏壇の下に骨つぼが入るスペースがあると便利◎
お線香やロウソクやライターなど、細かいものの収納を考えている方は、引き出し付の収納があるお仏壇が便利です。
⑦どのくらい長くおまつりするか
お仏壇は何年、何十年とおまつりすることが多いですが、その耐久性は基本的に使われている木材によって変わります。長くおまつりするなら、もっとも強度の高い「黒檀」「紫檀」「ケヤキ」「アカシア」、または比較的強度の高い「メープル」「栗」「桑」「タモ」「ウォールナット」「オーク」などが使われたお仏壇をオススメします。
逆に「桐」などの強度の低い材質で作られたお仏壇は、比較的安価で購入できるというメリットがあります。
Q.仏壇の選び方は?【買い替えの場合】
A.「今ある仏壇が大きいので、小さい仏壇に買い替えたい」
こういったご依頼をよくいただきます。
この場合、始めに考えるのは、【そのまま使いたい仏具はどれか?】ということです。
そのまま使いたい仏具として多いのは、【位牌】【ご本尊】の2つ。
特にお位牌はそのままおまつりされる方がほとんどです。
ご本尊は「仏像」の場合と、「掛け軸」の場合があり、仏像の場合はそのままおまつりすることが多いですが、掛け軸の場合は傷んでいることが多いのと、サイズが合わないことが多いので、仏壇と一緒にお買い換えされる方が多いです。
仏壇を買い替えるときに一番最初に考えるのは、そのままおまつりしたい「位牌」や「ご本尊」が入る仏壇かどうか、ということです。
そのため、位牌やご本尊の高さや幅などを測ってきていただけると選ぶ際にスムーズです。
ちなみに、ほかの仏具 (線香立てや花立てやおりんなど) はそのまま使いたくてもサイズが合わないことが多いです。
全ての仏具がそのまま使えるお仏壇を探すと、お仏壇のサイズ自体はあまり小さくならないです。
そのほかに考慮する点は、上の【新たに購入する場合】をご覧ください。
仏壇・仏具のお手入れ
Q.仏壇のお手入れはどうしたらいい?
A.月に1回程度の軽いお手入れを行うのが良いでしょう。
まず、毛バタキを使って、仏壇全体に付着したホコリを優しく払い落とします。隅や彫刻部分など、ホコリが溜まりやすい場所は筆(絵画用など入手しやすいものでOK)などを使うと便利です。
次に、柔らかい布で仏壇の表面を拭きます。この際、仏壇専用のクリーナーを使うとツヤが蘇ります。力を入れすぎないように優しく拭くことが大切です。
注意点は、仏壇の金箔部分は拭かないようにすること、洗剤やアルコールは使用しないこと、仏壇は木製なので水気を残さないようにすることです。どうしても水拭きしたい場合は固く絞った布で短時間で拭きあげたあと、必ず乾いた布で水分をぬぐうようにしましょう。
Q.仏具が黒ずんできたらどうしたらいい?
A.大切に使っていても、仏具もモノなので使うほど傷んできます。傷んできたら新しいものに交換してあげましょう。
基本的に仏具は、お茶碗と同じようにお道具なので、そのままゴミとして処分しても大丈夫です。当店で新たにお買い換えの場合はお引き取りさせていただくことも可能です。
※そのまま処分できないものは、「ご本尊 ( 仏様 )」、「お位牌」→これらは魂が入っているものなので、お買い換えで処分や、引っ越しなどで移動される場合は、お寺様にお経をいただくようにしましょう。
位牌
Q.お位牌がたくさんあって置けない!
A.方法は3つあります。
【1】夫婦位牌 (めおといはい) にする
今回ご逝去された方が、以前ご逝去された方の配偶者である場合、ご夫婦お2人で1つのお位牌におまとめしておまつりすることも可能です。(※お寺様によって1人1体のお位牌が必要という場合もありますので事前にご確認ください。)
【2】回出位牌 (くりだしいはい) にする
回出位牌は、1つのお位牌に複数枚の札が入っており、1枚の札に1名をおまつりします。省スペースで複数名のおまつりが可能です。回出位牌に移す際には、古い仏様 (目安はご逝去されて30~50年) から順番に入れ、基本的には新しい仏様は本位牌でおまつりします。
【3】永代供養する
お寺様に依頼し、古い仏様 (目安はご逝去されて30~50年) を、今後永代に渡りお寺で供養していただくことも可能です。(費用はお寺や永代供養の方法によって異なります。)
いずれの方法も親族の方やお寺様とよく相談してご検討いただくといいかと思います。
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仏壇の買い替え・引っ越し・処分
手元供養・お骨
線香・ろうそく
仏具の使い方
Q.過去帳の使い方は?
A.過去帳とは、亡くなった方のお名前や命日などを記したものです。過去帳には、亡くなった方の俗名(生前の名前)、戒名(仏になった後の名前)、没年月日、享年(亡くなった年齢)などを記載します。過去帳は、仏壇の中に過去帳台を置いてその上に置きます。位置はどこでも構いませんが、手前の方に置くと、読みやすくページをめくりやすいです。
過去帳は誰が書いてもOKですが、筆で記入することに慣れていない場合は、お寺や仏壇店で記入を依頼するといいでしょう。過去帳の多くには上部に日付がかかれているので、故人の亡くなった日付のページに戒名などを記入します。
そして、毎日、その日の日付のページをめくり開いて置き、そのページに名前がある日は「今日はこの人の月命日なんだな」と思いながら手を合わせます。(名前がなくてもその日の日付のページを開いておきます。) 特定の方の法要をする際には、その方のページを開いておくようにします。
仏教・仏事のこと
Q.魂入れ法要にはどんな準備をするの?【浄土真宗の場合】
A.仏壇の魂入れ(浄土真宗では「入仏式」といいます)は、新しい仏壇を迎えた際に行われる大切な儀式です。この儀式を行うことで、仏壇が単なる家具から、ご先祖様や仏様を供養する特別な場所へと変わります。仏教では、仏像や位牌には仏様の魂が宿ると考えられています。魂入れは、この魂を仏壇に宿らせるための儀式です。
また、入仏式は仏教の様々な法要の中では「お祝い事」にあたります。おうちに新しい仏壇を迎えることは、家族にとって大きな慶びであり、新たな生活の始まりを祝う意味合いがあります。新築祝いと同様に、新しい仏壇を迎えることもまた、おめでたい出来事として捉えられています。
そのため、紅白のお餅(もしくはお饅頭)や、赤飯、朱蝋(赤いロウソク)を用意し、お花や果物などをお供えしてお寺さまにお経をあげていただきます。
Q.魂入れ法要にはどんな準備をするの?【浄土真宗以外の場合】
A.仏壇の魂入れ(他の宗派では「開眼供養」といいます)は、新しい仏壇を迎えた際に行われる大切な儀式です。この儀式を行うことで、仏壇が単なる家具から、ご先祖様や仏様を供養する特別な場所へと変わります。仏教では、仏像や位牌には仏様の魂が宿ると考えられています。魂入れは、この魂を仏壇に宿らせるための儀式です。
また、開眼供養は仏教の様々な法要の中では「お祝い事」にあたります。おうちに新しい仏壇を迎えることは、家族にとって大きな慶びであり、新たな生活の始まりを祝う意味合いがあります。新築祝いと同様に、新しい仏壇を迎えることもまた、おめでたい出来事として捉えられています。
そのため、紅白のお餅(もしくはお饅頭)や、赤飯、朱蝋(赤いロウソク)を用意し、お花や果物などをお供えしてお寺さまにお経をあげていただきます。